COLUMNコラム

ものづくり補助金2016.07.30

今回は弊社が活用している「ものづくり補助金」を簡単にご紹介させていただきます。

この「ものづくり補助金」、通称「もの補助」ですが、アベノミクスの一環として行われている、自民党政権復活後、補正予算としては異例の4年連続での助成金です。(民主党政権以前の時代にも1度あったはずです。)

これは製造業に関わる人は、ほぼ聞いたことがあるのではないかと思います。中小企業のみが対象になってますが、ただ、その対象分野は拡大されてまして、最初は「ものづくり」のその名の通り製造業が対象だったのですが、現在は食品やサービス業など幅広い商業が活用可能になってます。

助成金は返さなくていい支給されるお金です。税金ですから活用したいとなると、国に認められる事業計画を立てて提出し、審査を受けて、採択されないといけません。

例えば、「ある設備投資をすれば、当社は現状から、こんな改善が出来て、画期的なあんな事も出来て、企業として数段パワーアップします。仕事量も売上も10倍になって社員の給料もアップ、新規雇用もしていきます。」というような現実的で説得力のある事業計画をたてて応募します。で、助成に値するとなれば採択となるわけです。この事業計画(書類)が嫌で、あきらめてしまう人がほとんどかと思います。ビジネスとして、この書類制作を請け負うコンサルタント業もありますが、弊社は自分でやってまして、今のところ、応募した全ての年で採択、3年連続で採択されてます。この10月には、また新たな機械が導入されます。

先行き不透明な経済状況と、衰退著しい木工業界では、こうやって何とか助成金などを活用して強い企業にしていかないと生き残っていけなくなるというのが現状かと思われます。

常に、強い企業にしていく、改善していく、というのは企業として当たり前の事ですから、まだまだ出来る限りの事に取り組んで、木工業界を盛り上げるためにも踏ん張っていかないとと思っています。

この「もの補助」以外にも、活用出来て凄く良かった助成金もありますが、また機会が有りましたら、お話しさせていただきます。また別の機会に、新設備の方もご紹介出来ればと思います。

宜しく御願い致します。