COLUMNコラム

展示会を終えて。2017.03.04

ニュース欄にも載せましたが、先月、2つの展示会に出展しました。

この時期(=業界的な繁忙期)ですから、非常に迷うところだったのですが、まずテクニカルショウヨコハマには昨年に引き続き出展することに致しました。

このテクニカルショウヨコハマは神奈川県下最大の産業展という事で、そこに出展するだけでも価値があるのではと思うからです。

実際、私自身、職人として工場での製作作業がメインである中で、色々な方々の生の声を聞けるというのは、市場調査・ニーズの把握という意味でも大変貴重ですし、また新たな発見があります。

また、1年前のコラムにも載せましたが、まだまだ「家具がオーダー出来る」という事自体を知らない方も多く、知っていたとしても身近じゃないんですね。どこに問い合わせたらいいのか分からないという声も良く聞きます。

展示会は、家具のオーダーメイドスタイルの周知活動だと。木工業界を盛り上げるためにも、まずはそこからだというのが現実だと感じています。実はもっともっと身近なものなんですと知らせていかなきゃと思います。

しかし最近はインターネットの普及で、「ホームページ見たのですが、個人でも注文出来るのですか?」といった一般の方の個人のお問い合わせも凄く多いです。昔と比べたら恵まれた環境かも知れませんね。

昨年からの改善点としては、今年はブースへお越し下さった方に弊社ならではの粗品をお渡しして印象を強く残したいという事でした。これがニュースのところでもお知らせした天然木のしおりでした。

リボンの有無と、それぞれ樹種も5種類ほど用意し、裏には弊社のロゴと社名がスタンプしてあります。人気の樹種なんかも分かって、また新たな発見が有りました(笑)。

展示会のたびに何かひとつでいいから進歩をと思っていて、今回も新たな展示サンプル(オリジナル ローテーブル)を用意出来ましたし、ポスターも新規製作しました。ブースへお立ち寄りいただいた方からは「こちらは何か華やかですね。」なんて言って下さった方もいまして、少しは進歩出来て、印象残せたのかなと感じる事が出来ました。会期中は多くの方々で賑わい、3日間があっという間でした。この出展から実際に成立した案件も有りましたし、やはり新たに何かを求める時には、何か新しいことにトライするという事が近道の一つだなと思いました。

改めまして、弊社ブースにお立ち寄りくださった方々に心から感謝申し上げます。また引き続き、ご指導ご鞭撻の程、宜しく御願い致します。