COLUMNコラム

ものづくり体験2018.12.07

今日は、今年のイベントを通して感じたことや、参加への思いなどについて書かせてください。

先月、11/18、日曜日に、座間市民ふるさと祭りというイベントがありまして、そこに座間工業会のブースから、昨年に引き続き参加させていただきました。内容は昨年とは一部変更しまして、今年は木工(?)体験です。

「ウッドバーニング」と言いまして、今回はオリジナルのコースターを作ろうという企画です。電熱ペン(コテ)で木を焦がしながら、文字や絵などを描いていきます。

画像の女の子は小学1年生ということで、お母さんと一緒に。

道具の熱い部分に触れてヤケドするといけませんから、小さいうちは大人と一緒がいいですね。

小学3年生くらいになると一人でも大丈夫なようです。このくらいの年齢になりますと、かなり上手ですね。

上の画像は小学3年生の女の子2人組の作品。自分の名前を描いてました。 ホント上手ですねー!。

この木工体験「ウッドバーニング」ですが、今年の5月に、座間の製造業の仲間が「ZAMAわくわく町工場」という初のワークショップ形式のイベントを企画しまして、その出店の際に、やってみたものです。

ちょうど適する材料が沢山ありまして、うまく準備出来たのですが、普段の仕事で、この「ウッドバーニング」の様な作業をするわけでは無いですし、木工体験と言っても、いざ考えるとバランスのいいものがなかなか思いつかなかったです。

よく有るのが、日曜大工の様に、イスや踏み台の様なものを釘とトンカチで作るというのですが、これは子供向けのイベントですと、持って帰るのが大変かなと思ったり…。

このイベントには色々な思いが込められていたと思っているのですが、この地域の子供達に、近所にあるこの会社って何の会社なんだろう?、いつも見かけるこの工場って何を作っているんだろう?といった事を知ってもらい、更にその体験を通して、ものづくりの楽しさに触れてもらい、将来、ものづくりの道を志す様なきっかけづくりになればいいなと思いまして、このイベントに賛同しました。そんな思いが有りまして、ほぼ皆さん、ボランティアですね。ワークショップ体験の参加費も、どこもタダみたいなものです。

この5月のイベントは宣伝効果もあり、新聞に取り上げられるほど大盛況で、どこも売り切れ続出。初の試みでしたが大成功に終わりまして、もう次回の開催が決まっているそうです。今年と同じく5月の第2日曜日と聞いています。母の日ですね。

いま、ものづくり=製造業を志す人が非常に少なく、多くの企業が人手不足で困っています。 こういったイベントでの体験から、将来の職業として憧れを抱くようなきっかけになってくれたら嬉しいですね。子供の頃のこういった体験は凄く大切で、大事な事だと、いま小学生の子を持つ親として痛感しています。 ものづくりの楽しさを伝えつつ、その体験から、木が好きになって、木工に興味を持ってくれる子供達が増えてくれたらと願うばかりです。